私自身も会員である、(一社)空き家相談士協会の主催する「東京空き家塾」にて講演を行ってきました。

「相続財産管理業務における不動産取引の実情と留意点」をテーマとしたのですが、受講者の多くは不動産業界の方(多くは社長様)だったため、普段あまりなじみのない内容だったかと思います。専門用語もやや多くなってしまい分かりづらかったかなと反省していたのですが、そこはさすがに平日(しかも日中)から勉強しにいらっしゃる皆様、講演後のグループディスカッションでは非常に活発な意見交換がなされました。

今回は、「法律の解説」というよりも、マイナーではあるが近年着実に増えている取引類型を知っていただくことを目的としたものでした。私自身も、普段取り扱っている業務を不動産取引の一線で活躍する皆様の視点から捉え直していただくことで、新たな発見や課題などが浮かび上がり、大変有意義な一日となりました。